UAV(ドローン)
UAVとSfM/MVS技術を用いた三次元計測
(当社保有UAV)
- UAV :Unmanned Aerial Vehicle (無人航空機)
国内では「ドローン」の名称が多く使われています。 - SfM/MVS:Structure from Motion / Multi-View Stereo
動画・静止画からカメラ位置を推定し、三次元形状を復元する技術です。
コンピュータービジョン(CV)分野の技術になります。
2つの技術を併用することで、比較的簡易に空中写真を撮影し、 オルソモザイク画像と地形情報・構造物の三次元モデルを作成可能です。
UAV(ドローン)について(国土地理院HP「UAVによる公共測量」より)
国土交通省国土地理院では、無人航空機(UAV:Unmanned Aerial Vehicle 通称ドローン)を測量で使用できるように、「UAVを用いた公共測量マニュアル(案)」及び「公共測量におけるUAVの使用に関する安全基準(案)」が作成され、平成28年(2016年)3月30日に公表されました。
また、「三次元点群データを使用した断面図作成マニュアル(案)」が平成28年6月30日制定されました。
これらのマニュアル(案)及び安全基準(案)は、公共測量だけでなく、国土交通省が進める
i-Construction測量作業において適用することを前提にされており、測量業者が円滑かつ安全にUAVによる測量を実施できる環境を整え、また、建設現場における生産性の向上に貢献するものです。
UAV(ドローン)の用途の可能性
- 鳥瞰撮影(動画・静止画)が安価(セスナ機・ヘリコプターに比べ1/2程度)で可能
- 種々の災害(地震・豪雨・火災・事故等)の初期データの確保(初動行為を迅速に対応)
- 橋梁点検で、高所作業車等が使用できない塔柱の高い箇所の損傷箇所の確認(動画・静止画)が可能
- 静止画像から3次元データへ
今後も様々な用途の使用が可能と考え研究していきます。