【連載】熊本地震を振り返る_1
- 社員ファイル
社員Y(測量) 入社31年
- 災害対応業務
嘉島町浮島神社周辺の農業用水路復旧設計業務となり、担当業務は災害査定用の現況平面図・縦横断面図作成と写真撮影 - 当時を振り返る
当時は宿泊施設が確保できず、社員Oと2名で熊本支店に寝泊まりし対応しました。
早朝から現場作業→夕方に銭湯とコインランドリーによって帰社→整理・図面作成をおこない就寝するという流れを計2週間実施したことを思い出します。業務対応時はドローン導入直後であったため航空法や測量手段としての活用が出来ておらず、今思えばドローン測量を実施していれば短期間(おそらく半分の期間)で現地作業は終えることができ、もう少し災害復旧作業に協力できたのではないかと悔やまれます。
余談ですが、この2か月後に発しました上益城郡山都町での豪雨農地(山間部)災害では、査定写真にUAVからの写真を使用することで被災地周辺の状況も把握できるとのことで、検査官より高評価を得ています。